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家庭で出来る製茶
趣味でお茶を作ってみたい、お茶の製造過程を体験してみたいという方に、家庭でも簡単にできる製茶の方法を説明していきます。職人たちの製茶は生葉からきれいに製茶されたものまでは、何通りもの工程を経ますが、趣味で行う製茶はお茶そのものの味や旨みを味わう為に荒茶までがよいと思います。
自分で作った素朴なお茶を頂くのはまた格別な物です!
皆様の参考になれば幸いです。
生葉を用意する

用意したお茶の木から出る新芽を摘み取ります。そのとき硬い葉より下は使わず柔らかい新芽のみ摘みます。
完成したお茶の量は生葉の時の5分の1になりますので今回用意した200gの生葉を用意すると40gのお茶ができます。

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茶葉の扱い
摘み取った茶葉はできるだけその日のうちに蒸しまでやってしまいましょう。摘んでから長時間置いておくと水分が無くなり、葉が赤くなってしまい出来上がるお茶も赤いような水色のお茶になってしまいます。葉は鮮度が命です!お茶時期の製茶工場が24時間逐働しているのはこういった理由です。
蒸す

適当な容器に摘んだ茶葉を詰めます。ここでは台所にあるような陶器の器に茶葉を詰めてラップをかけました。
器が小さいので100gずつ蒸します。蒸気が回るように100gにつき大さじ1杯ほどの水をかけます。
レンジでチン

100gの茶葉は500Wのレンジで3分ほどがちょうどよいようでした。加減が分からないときは1分ぐらいずつ様子を見てみましょう。
うすい茶葉を指で撚ったときにつぶれるぐらいがちょうど良い具合です。加熱しすぎでカラカラにならないように、しっとりと蒸された状態になるよう注意します。熱いのでやけどにご注意!
蒸しあがり

パンパンだった茶葉がしんなりとして小さくなりました。お茶の良い香りが部屋中に漂います。
ここまでやれば保管が可能です。いったん休憩するときはラップに包んで冷凍庫で凍らせておきましょう。

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